個別株の難しさ

株を愛する皆さん、こんばんは。適当な店で食事を済ました直後に美味しそうなレストランが見つかる理由が知りたいmaterialismです。

 

今回は、個別株の難しさについて、話をしようと思います。

個別株の難しさは、なんと言っても、リスクが大きくなってしまう点にあります。

 

粉飾決算、贈賄、製造業であればリコール、食品であれば食中毒、……

 

様々なリスクが付きまといます。通常では発生しないリスクではありますが、ローリスク・ローリターンを目指す資産運用をしていますと、それらのリスクは許容し難いものがあります。リスク発生後、不当に安くなっている株を買い込んで行くスタイルもありますが、不当に安くなっている株は更に不当に安くなることが多く、あまりオススメいたしません。

 

ほれ見ろ、(リターンの期待値÷投資額)が1を超えるなんて嘘じゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、そこで登場するのがExchange Traded Fund、略してETFです。最近では日銀がETFを買っているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

 

ETFについては種類が多くあるため、後日詳しく説明しますが、今のところは日経平均と連動する株みたいな物だと考えてもらって構いません。買うのも売るのも株のようにできますしね。

 

ETFであれば、上記のリスクはゼロにできるのか?

と疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、日経平均の動きと個別株の値動きを見比べていただければ、疑問は解消するかと思います。まあ、リーマンショックのような場合は日経平均連動であっても厳しい訳ですが、そういう場合の対処法は、また後日にいたします。

 

ETFでなくとも分散投資でリスク分散はできるのでは?

という方もいらっしゃるでしょうか?

正解です。もし日経平均を構成する225銘柄を買い揃えるだけの資産と暇があるなら、

ですが……

賢明な皆様にはETFをオススメいたします。

 

では、個別株のメリットは無いのでしょうか?

または個別株の楽しみとは何でしょうか?

これはなんと言っても、株主優待でしょう。

好きな銘柄の商品やサービスを株主様として使用できる喜びは何にも代え難いものがあります。

可愛いお嬢様やお孫さん、親戚のお嬢さんに、オリエンタルランドの優待券をプレゼントすれば、株価は騰がらなかったとしても、皆様の株は騰がること間違いありません。

 

結論としては、よほどの資産家でもない限り、個別株には手を出さず、ETFに投資すべきであり、個別株に手を出すにしても優待がもらえる最低限の株数に止めるべきということになります。

 

そうは言っても、電気業界は今後お先真っ暗だろうとか、今さら食品株が騰がるとは思えないなあ、お考えの方には、様々なETFがございますので、後日紹介させていただきます。