ETFについて

先日スタバでコーヒーを飲んでいたら、前のテーブルに銀座の高級クラブでも働けそうな美女2人が座りました。資料を読むふりをしながら眼福眼福と眺めていると、その2人が男に口説かれた後どうやって主導権を握るか熱く議論を始めました……

信じられるのはカネだけだな……と今更に悟ったmaterilismです。皆さま、おはようございます。

 

今回は、ETF(Exchange-Traded Fund)または上場投資信託の仕組みについて説明して行きます。

具体的にはTOPIX連動の1306や日経平均連動の1321などですね。どちらも野村證券が出しており、取引量も多いので、ETF初心者にオススメです。ただ、ETFに馴染みの無い方は、株式の売買手数料以外に信託報酬みたいな手数料はかからないのかな?、とか、配当は貰えるのかな?とか、色々心配があると思います。

 

まず結論から言うと、時期は11月ですが配当は貰えますし、直接的には手数料もかかりません。

 

じゃあ、どうやって野村證券は儲けを出しているのかと疑問をお持ちの方がいらっしゃると思いますので、そのあたりを説明して行きます。この話は理解しなくても結論だけ押さえておけば問題ありませんので興味の無い方は読まなくても大丈夫です。

 

ETFでは、信託報酬は信託財産から毎日差し引かれます。仮に信託報酬が1%のときは、1%÷365の信託報酬が毎日、信託財産から差し引かれます。1306で0.11%、1321で0.22%です。

ほぼ無視できると思います。物に依っては1%を越える物もあるので、マイナーなETFに手を出すときには要注意ではありますが……

 

むしろ、気になるのは信託財産の方ではないでしょうか?

ETFでは、信託財産という物に対して、我々投資家が値段を付ける二段構えになっているのですね。なので、額面が急に手数料分だけ安くなったりはしませんが、その額面の根拠となる信託財産が毎日減って行くことになります。

 

何のことか、よく分からんという方は、毎日ちょっとずつ値下がりするリスクがあるんだなあ、くらいで全然問題ありません。それよりも日々の値動きの方が圧倒的に大きいので、気にする方が無駄というものです。

 

最近では、日経平均連動のような国内を向いた物だけではなく、海外の株式に連動したETFや、穀物原油などに連動したETFなどもありますので、慣れてきたら、そういったETFに手を出してみるのも良いのではないでしょうか?

ただ、取引量が少ないETFは売りたい時に売れないリスクがあるので、取引量には注意してください。