株の買い方
株を愛する皆さん、こんにちは。普段あまり捗らないジムでの筋トレも、女性が通りかかるだけで、やる気が出るmaterialismです。
今回は株の買い方について、説明していきたいと思います。
まず、無料の株シミュレーションなどで方法論を確立してから……
などというのは止めましょう。
リアルマネーとシミュレーションでは全く違います。リアルマネーの取引はシミュレーションと同じようにはできません。
ではどうするかというと、オススメはドルコスト平均法ですね。それも出来れば、単純に平均して行くよりも徐々に増やして行く方が精神安定上、良いです。
たとえば、前回説明した1306などなら2万円程度で買えますので、まずは最低単位で買いましょう。そうして様子見しながら買い増していきましょう。最初の買値から急激に下がると大きく買って平均購入単価を下げたくなりますが、そこは我慢して買い続けられる範囲で買っていきます。←ここ重要
もし定収入があって、可処分所得が明確な場合は、その額は絶対に超えないようにしましょう。
定収入が無い方は難しいのですが、何年かは買い続けられる範囲にしましょう。
どんなに下がっても買い続けられるという安心感は、ローリスク・ローリターンを目指す我々には必要不可欠であります。
個別株の場合、最悪会社が潰れて0円になってしまう可能性があるので、損切りラインを決めて買っていきますが、日経平均連動やTOPIXであれば、まずそういうことは無いので、どこまでも付いて行くつもりで買い込んで行って、大体大丈夫です。所詮、定期預金にすれば使えなくなるカネなので、配当が貰えるだけラッキーと思って買い込んでいきます。(リーマンショックような場合もあるので必ずしも正しくはないのですが……)
むしろ難しいのは売り時ですね。あまり買い込めていないときに騰ってしまうと、売ったものか、このまま買い続けたものか、非常に悩むと思います。
そういうとき、私は一部だけ売っていきます。ドルコスト平均法の逆をやる訳ですね。まあ、それでも株数が少ない場合は売り切ってしまうこともあるわけですが、そういうときは、そういうときで対処方はありますので、迷わず利確しましょう。
それから、売り終わった後に、株価が騰がると、物凄い損した気分になりますが、一年後くらいに振り返ってみると、大した事無いことが多いので、あまり気にせずに利確に励みましょう。
ETFについて
先日スタバでコーヒーを飲んでいたら、前のテーブルに銀座の高級クラブでも働けそうな美女2人が座りました。資料を読むふりをしながら眼福眼福と眺めていると、その2人が男に口説かれた後どうやって主導権を握るか熱く議論を始めました……
信じられるのはカネだけだな……と今更に悟ったmaterilismです。皆さま、おはようございます。
今回は、ETF(Exchange-Traded Fund)または上場投資信託の仕組みについて説明して行きます。
具体的にはTOPIX連動の1306や日経平均連動の1321などですね。どちらも野村證券が出しており、取引量も多いので、ETF初心者にオススメです。ただ、ETFに馴染みの無い方は、株式の売買手数料以外に信託報酬みたいな手数料はかからないのかな?、とか、配当は貰えるのかな?とか、色々心配があると思います。
まず結論から言うと、時期は11月ですが配当は貰えますし、直接的には手数料もかかりません。
じゃあ、どうやって野村證券は儲けを出しているのかと疑問をお持ちの方がいらっしゃると思いますので、そのあたりを説明して行きます。この話は理解しなくても結論だけ押さえておけば問題ありませんので興味の無い方は読まなくても大丈夫です。
ETFでは、信託報酬は信託財産から毎日差し引かれます。仮に信託報酬が1%のときは、1%÷365の信託報酬が毎日、信託財産から差し引かれます。1306で0.11%、1321で0.22%です。
ほぼ無視できると思います。物に依っては1%を越える物もあるので、マイナーなETFに手を出すときには要注意ではありますが……
むしろ、気になるのは信託財産の方ではないでしょうか?
ETFでは、信託財産という物に対して、我々投資家が値段を付ける二段構えになっているのですね。なので、額面が急に手数料分だけ安くなったりはしませんが、その額面の根拠となる信託財産が毎日減って行くことになります。
何のことか、よく分からんという方は、毎日ちょっとずつ値下がりするリスクがあるんだなあ、くらいで全然問題ありません。それよりも日々の値動きの方が圧倒的に大きいので、気にする方が無駄というものです。
最近では、日経平均連動のような国内を向いた物だけではなく、海外の株式に連動したETFや、穀物や原油などに連動したETFなどもありますので、慣れてきたら、そういったETFに手を出してみるのも良いのではないでしょうか?
ただ、取引量が少ないETFは売りたい時に売れないリスクがあるので、取引量には注意してください。
個別株の難しさ
株を愛する皆さん、こんばんは。適当な店で食事を済ました直後に美味しそうなレストランが見つかる理由が知りたいmaterialismです。
今回は、個別株の難しさについて、話をしようと思います。
個別株の難しさは、なんと言っても、リスクが大きくなってしまう点にあります。
粉飾決算、贈賄、製造業であればリコール、食品であれば食中毒、……
様々なリスクが付きまといます。通常では発生しないリスクではありますが、ローリスク・ローリターンを目指す資産運用をしていますと、それらのリスクは許容し難いものがあります。リスク発生後、不当に安くなっている株を買い込んで行くスタイルもありますが、不当に安くなっている株は更に不当に安くなることが多く、あまりオススメいたしません。
ほれ見ろ、(リターンの期待値÷投資額)が1を超えるなんて嘘じゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、そこで登場するのがExchange Traded Fund、略してETFです。最近では日銀がETFを買っているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
ETFについては種類が多くあるため、後日詳しく説明しますが、今のところは日経平均と連動する株みたいな物だと考えてもらって構いません。買うのも売るのも株のようにできますしね。
ETFであれば、上記のリスクはゼロにできるのか?
と疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、日経平均の動きと個別株の値動きを見比べていただければ、疑問は解消するかと思います。まあ、リーマンショックのような場合は日経平均連動であっても厳しい訳ですが、そういう場合の対処法は、また後日にいたします。
という方もいらっしゃるでしょうか?
正解です。もし日経平均を構成する225銘柄を買い揃えるだけの資産と暇があるなら、
ですが……
賢明な皆様にはETFをオススメいたします。
では、個別株のメリットは無いのでしょうか?
または個別株の楽しみとは何でしょうか?
これはなんと言っても、株主優待でしょう。
好きな銘柄の商品やサービスを株主様として使用できる喜びは何にも代え難いものがあります。
可愛いお嬢様やお孫さん、親戚のお嬢さんに、オリエンタルランドの優待券をプレゼントすれば、株価は騰がらなかったとしても、皆様の株は騰がること間違いありません。
結論としては、よほどの資産家でもない限り、個別株には手を出さず、ETFに投資すべきであり、個別株に手を出すにしても優待がもらえる最低限の株数に止めるべきということになります。
そうは言っても、電気業界は今後お先真っ暗だろうとか、今さら食品株が騰がるとは思えないなあ、お考えの方には、様々なETFがございますので、後日紹介させていただきます。
ビットコインの価値
おはようございます。Twitterに居る意識高い系がうざいと思うmaterialismです。
今回は、ビットコインをはじめとする仮想通貨の価値について考えて行きたいと思います。
結論から言ってしまえば、ほとんど価値は無いというのが結論です。
その理由について説明して行きます。
良く言われるのが、通常の紙幣に価値があること自体、幻影であり、それが成立している以上、仮想通貨にも価値があるはずだ、という主張でしょうか?
例えば、1万円札は、偽造防止の技術がたくさん使われているものの、原価は約20円であり、残りの9980円については、幻影であると強弁できなくもないかと思います。
ですが、税金の支払いに認められる通貨は日本円しかなく、日本に住む以上、どう頑張っても日本円を使用しない生き方というのはできません。
たとえ、自給自足の農家であっても、土地の固定資産税などがあるでしょう。
その点、ビットコインについて言えば、無くなっても誰も困らないという点が通常の通貨とは大きく異なります。
それでは、ビットコインの価値はゼロでしょうか?
それも違うのではないか?
と私は思います。
なぜなら、wannacryというウィルスが流行った時に、ウィルスを作成した犯人たちは、ビットコインで身代金の支払いを求めました。
その点において、つまり、犯罪者から、中央集権ではなく使用者の特定も難しいビットコインはメリットを持ち続けると思われます。
よって結論としては、ビットコインをはじめとする仮想通貨はほとんど価値は無いが、犯罪者が利用するには非常に便利なので、価値がゼロにはならないだろうということになります。
しかし、投資という面では最悪だと申し上げたいと思います。
株を選択する理由2
株を愛する皆様、こんばんは、この好景気はもう直ぐ終わるのではないかなあと思うmaterialismです。バブル崩壊の頃の記憶が鮮明なので、ずっと好景気というのは違和感なんですよね。
さて、前回はギャンブルに対して、株が有利であるという話をしましたが、
今回は、それとは逆に、預金と比較して株が有利であるという話をしたいと思います。
おそらく、賢明なる諸兄におかれましても、株は危険だとして、動産はすべて預金にしておくという方がいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん資産運営ではなく、直近に必要となるカネを現金で持っておいたり、リスクの分散のために資産の何割かを預金にしておくのは否定いたしません。株から現金に変えるのには時間がかかりますし、リーマンショックのような大変化が発生したとき、資産のすべてを株にしておくというのはリスクが高過ぎます。
ですが、全財産を預金で運営するというのも、あまりオススメできません。
理由は、大変化が発生したとき(たとえばインフレが発生したとき)、価値の目減りが発生するからです。つまり、全財産を預金にしておくのもリスクが高いのです。
いやそれでも、日本はインフレになっていないし預金にしておいても資産の目減りなんてほとんど発生しないでしょ……と仰る方もいるとは思いますが、現在の日銀の異次元緩和政策により、インフレのポテンシャルは高まっていると私は見ています。
(ただ、日銀が年間80兆円のペースで購入すると言っていた国債を、ここのところ年換算では40兆~50兆円のペースにしているそうですが……)
川の流れに喩えれば、川の流量は変わっていなくても上流のダムの水位は着実に増えている状況です。
特にアベノミクスにより資産を増やしている富裕層はたくさんいらっしゃると思いますので、格安のサービスや資材は確かに安いままですが、高級サービスの価格は上がっていると思われます。
例えば、億ションにしても戸数も平均額も上昇しているとか……
そのときに、全資産が預金になっていると、現金の価値の減少という変化に対応できない可能性があるのです。
要するに、儲けるための株式投資ではなく、資産防衛としての株式投資が必要なのです。
そういう意味で、究極のローリスク・ローリターンを実現するためには、現金だけでは駄目で、株や現金をバランス良く保持しておく必要があるのです。
例え話をすると、10人の村があるとします。もし、その10人が100万円ずつ持っているときに、1万円の商品が売りに出るとしましょう。
そのとき、いくらで売れるでしょうか?
はい。通常であれば、もちろん1万円ですね。
ですが、10人のうち、2人がどうしても買いたいとなったとき、そういう可能性はあまり無いとは思いますが、可能性として100万円で売れることがあり得るのです。
そして100万円を超える値段で売れる可能性は絶対にありません。(借金とかの手段を使えば別ですが……)誰もそんな資産を持っていませんからね。
ところが、10人が9人が200万円ずつ持っていたらどうでしょうか?
今まで100万円まで吊り上がる可能性があった商品が200万円まで吊り上がる可能性が出てくるのです。そして100万円しか持っていない村人は指を咥えて見ているしかなくなります。
こういうインフレのポテンシャルが上がっているのが今だと思うのですね。
もちろん、資産の何割かを株にしておいたら安心という訳ではなく、その銘柄選定や買うタイミング、売るタイミングにも色々手法がありますので、そこは追い追い説明していきたいと思います。
こういった感じで、株情報を中心とした市場の情報について説明していきますので、是非、長いお付き合いをお願いいたします。
株を選択する理由
はじめまして、株を愛する皆さん、こんにちは。最近、店員の冷たい視線にも負けずHUBで長居するようになったmaterialismです。飲みながら仕事をするのはなかなか楽しいものです。
さて、このブログを読まれているということは、株を愛するまでは行かなくても、ある程度の興味を持たれているのだと思います。
株……
どのようなイメージをお持ちでしょうか?
金儲けができる、
一攫千金、
当たればデカイ!
といった感じでしょうか?
確かに、ニュースで取り上げられる株や、偉人たちの立身出世に出て来る株は、何倍にも、時には何十倍にもなりますので、そういうイメージを持たれるのもしょうがないかと思います。また、巷は株で大儲けできると謳う書籍があふれていますしね。
しかしながら、それは株の一側面であって、大部分は地味な話にならざるを得ません。
もし株で一攫千金を目指していらっしゃるなら、これからの私のブログ記事は、少々ご希望から外れたものになります。これは前もって申し上げておきます。
しかしながら、株の特性をよくよく理解し、上手にお付き合いいただきましたら、株ほど資産運営に適したものも無いことも、すぐにご理解いただけると思います。要するに、株では確実なローリスク・ローリターンを目指すべきであります。ここまで同意頂けましたら、続きをお読みください。
さて、何故、株なのでしょうか?
一攫千金と言えば、カジノ法案など通らなくても、宝クジや競馬など、公営のギャンブルがあり、勝負する場所には事欠かない日本で、わざわざ株取引をする理由は何でしょうか?
ここで紹介したいのは以下の式です。
儲けの期待値÷投資した額
これが、1を超えるかどうかが、重要でありまして、1を超えないなら儲けは期待できないので、勝負するべきだはありません。宝クジのように一発逆転を狙う必要がある方は別として、皆様のように株投資でもしようかと考えるほど余裕がある方は確実に上記の式が1を超える案件にのみ手を出すべきであります。
例えば、100円投資して、50パーセントの確率で全てを失い、残りの50パーセントの確率で180円になるとしましょう。
このとき、以下のように、式は0.9になり、勝負すべきではありません。
儲けの期待値÷投資した額=180*50÷100÷100=0.9
では、公営のギャンブルはどうでしょうか?
一般に公営のギャンブルでは0.5程度と言われています。
それはそうですね。例えば宝クジにしても、販売する職員さんの給料などを支払う必要があり、そのカネは宝クジの代金に反映されている訳です。競馬であれば、馬主さんの取り分もあれば、競馬場の土地代も回収しなくてはなりません。
そんなの、どこのギャンブルでも同じだろう?
という方もいらっしゃるかもしれませんが、投資手法や投資環境にもよりますが、実は株は基本的に1を超えるのです。
その理由を端的に言えば、株は企業が資金調達のために発行しているものだからです。一般大衆を楽しませるための宝クジと、企業の資金調達のための株、
どちらが儲かるか?
賢明な皆様に答えを申し上げるまでもないとは思いますが、その答えをこのブログで綴っていきますので、是非、長いお付き合いをお願いいたします。